今、夢の米ツアー出場を目指す米ゴルフ界の若者たちの間で、「スピースする」という言葉が流行語と化している。
「スピースする」とは、ジョーダン・スピースと同じ道を辿って自分も米ツアーに辿り着くことを意味している。その道は、華やかな道というよりは、ワンチャンスをきっちりモノにする厳しい道。ある意味、ギャンブル性も漂う一発勝負的な道とも言える。
米ツアーのシステム変更に伴い、かつては米ツアーへの登竜門だったQスクールが今年からは下部ツアーへの登竜門に変わってしまったため、米ツアーに辿り着く最短コースは2013年にジョーダン・スピースが駆け抜けた道しかなくなってしまった。だからこそ若者たちは、その道を目指し、「俺もスピースしてみせる」と意気込んでいる。
日本のゴルフファンの間でも、すでにスピースは御馴染みの存在だと思うが、ご存じない方々のために、もう一度、スピースの歩みをここで簡単に振り返ってみよう。
米ツアーに出場する資格を何一つ持たぬまま、テキサス大学を離れ、2012年に19歳でプロ転向したスピース。ノンメンバーの彼が米ツアーの2013年シーズンの大会に出ることができる唯一の術はスポンサー推薦だった。
だが、彼はその道をフルに活かした。3月のプエルトリコオープンで2位に食い込み、そのトップ10入りの資格で次週のタンパベイ選手権に出場。そこで7位になって、レギュラー大会のさらなる出場権を手に入れるという具合に彼は好成績を重ねていった。
早々にスペシャル・テンポラリー・メンバー資格を満たし、以後は無制限のスポンサー推薦で毎週のように試合に出られるようになった。2014年のフル出場権獲得も、ほぼ確実化した。だが、米ツアーの規定により、優勝しない限りは13年シーズンのフェデックスカップには参加できない状況にあった。そんな中、7月のジョンディア・クラシックで初優勝。
こうしてスピースはフェデックスカップのプレーオフ4試合にも出場。ノンメンバーのゼロの状態からシーズンをスタートしながら、米ツアーの正式メンバーになり、チャンピオンになり、14年のマスターズ出場資格を獲得し、シーズンエンドにはルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝き、世界ランクは22位。この歩み、いや、この走り抜け方が、米ゴルフ界の若者たちの憧れとなり、目標となり、「スピースする」という動詞が口ずさまれるようになった。
そして今、すでに「ネクスト・スピース」と目され、自身も「俺だってスピースしてみせる」と意気込みを見せ、2014年シーズンの目玉になりそうだという期待を寄せられている選手がいる。マックス・ホーマ、22歳。カリフォルニア大学ゴルフ部4年生のとき、NCAA選手権で個人優勝を飾り、ウォーカーカップ代表選手にも選ばれ、昨春、卒業と同時にプロ転向した。
米ツアーの14年シーズンが今年10月に開幕したとき、ホーマが置かれていた状況は、13年シーズン開幕時のスピース同様、出場権も何もないノンメンバー。スピースとまったく同じ、ゼロからの出発となったホーマだが、スポンサー推薦を得て出場した開幕戦のフライズコム・オープンで9位に食い込み、トップ10入りしたことで第2戦のシュライナーズホスピタル・オープン出場へ。そんなホーマの歩みは13年のスピースの歩みとそっくりになるのではないか、「ホーマも“スピースする”のではないか」という具合に、大いなる期待が寄せられている。
「スピースする」とは、ジョーダン・スピースと同じ道を辿って自分も米ツアーに辿り着くことを意味している。その道は、華やかな道というよりは、ワンチャンスをきっちりモノにする厳しい道。ある意味、ギャンブル性も漂う一発勝負的な道とも言える。
米ツアーのシステム変更に伴い、かつては米ツアーへの登竜門だったQスクールが今年からは下部ツアーへの登竜門に変わってしまったため、米ツアーに辿り着く最短コースは2013年にジョーダン・スピースが駆け抜けた道しかなくなってしまった。だからこそ若者たちは、その道を目指し、「俺もスピースしてみせる」と意気込んでいる。
日本のゴルフファンの間でも、すでにスピースは御馴染みの存在だと思うが、ご存じない方々のために、もう一度、スピースの歩みをここで簡単に振り返ってみよう。
米ツアーに出場する資格を何一つ持たぬまま、テキサス大学を離れ、2012年に19歳でプロ転向したスピース。ノンメンバーの彼が米ツアーの2013年シーズンの大会に出ることができる唯一の術はスポンサー推薦だった。
だが、彼はその道をフルに活かした。3月のプエルトリコオープンで2位に食い込み、そのトップ10入りの資格で次週のタンパベイ選手権に出場。そこで7位になって、レギュラー大会のさらなる出場権を手に入れるという具合に彼は好成績を重ねていった。
早々にスペシャル・テンポラリー・メンバー資格を満たし、以後は無制限のスポンサー推薦で毎週のように試合に出られるようになった。2014年のフル出場権獲得も、ほぼ確実化した。だが、米ツアーの規定により、優勝しない限りは13年シーズンのフェデックスカップには参加できない状況にあった。そんな中、7月のジョンディア・クラシックで初優勝。
こうしてスピースはフェデックスカップのプレーオフ4試合にも出場。ノンメンバーのゼロの状態からシーズンをスタートしながら、米ツアーの正式メンバーになり、チャンピオンになり、14年のマスターズ出場資格を獲得し、シーズンエンドにはルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝き、世界ランクは22位。この歩み、いや、この走り抜け方が、米ゴルフ界の若者たちの憧れとなり、目標となり、「スピースする」という動詞が口ずさまれるようになった。
そして今、すでに「ネクスト・スピース」と目され、自身も「俺だってスピースしてみせる」と意気込みを見せ、2014年シーズンの目玉になりそうだという期待を寄せられている選手がいる。マックス・ホーマ、22歳。カリフォルニア大学ゴルフ部4年生のとき、NCAA選手権で個人優勝を飾り、ウォーカーカップ代表選手にも選ばれ、昨春、卒業と同時にプロ転向した。
米ツアーの14年シーズンが今年10月に開幕したとき、ホーマが置かれていた状況は、13年シーズン開幕時のスピース同様、出場権も何もないノンメンバー。スピースとまったく同じ、ゼロからの出発となったホーマだが、スポンサー推薦を得て出場した開幕戦のフライズコム・オープンで9位に食い込み、トップ10入りしたことで第2戦のシュライナーズホスピタル・オープン出場へ。そんなホーマの歩みは13年のスピースの歩みとそっくりになるのではないか、「ホーマも“スピースする”のではないか」という具合に、大いなる期待が寄せられている。
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